ドラマ「結婚しない」第9話の感想です。(12月6日放送)
色々考えさせられたり、感動したり、じれったいなぁ~と思った場面が多かった第9話。
35歳過ぎての就職は何か資格を持っていないと難しいという、厳しいけれど当たり前の現実。
それに向かい合った千春のアセリと切なさ。
思わず高原に寄りかかってしまうのも分かるような気がする。
でも、千春が高原に告白されて「嬉しかった」ではなく、「安心した」
…この言葉を聞いた春子は、これは恋じゃないなと感じたんですね。
また春子は、純平の千春に対する想いにも気づきました。
純平が千春が好きだと言った野ばらを描いた絵を見たからなんですね。
2人の気持ちは確実に同じ方向に向かっているのに、お互いの気持ちを隠してる。
じれったいなぁ。
そんな2人の気持ちをなんとか近づけようとする春子なんですが、なかなかうまく行かない。
挙句の果ては千春と口げんかをしてビンタまでしてしまう。
「結婚しないなんて強がって、素直じゃないのは春子さんじゃないですか」
と言う千春に対して、
「私はちゃんと自分で決めて選んできてる。
いつも周りに流されて、誰かに寄り掛かってきた千春とは違う」
「どうしてあなたはちゃんと自分の道を歩こうとしないの?
いつまでも誰かに甘えて、人の言葉に左右されて。」
2人が言い合うシーン。なかなか感動もんでした。
このドラマ始まって以来のシリアス(?)なシーンじゃないですか。
春子が言えば納得する言葉。
そうは分っていても、気持ちはコントロールできない。
誰かに優しくされれば、ついフラっと寄りかかりたくなってしまうのが現実なんですよね。
千春と純平をそれぞれ思う、高原(徳重聡)と瑞希(伊藤歩)。
この2人が出てくるたびにイラっとしたりなんかして。
まだ千春の気持ちを確かめてもいないのに、いきなりkissする高原。
そして千春がブルーになっているところへ入り込むように、さらに、優しくする高原。
まあ、いい人なんでしょうけど、あんまり好きじゃないなぁ…この人。
そして、純平の気持ちが自分ではなく、千春のほうに向いていると気づいた瑞希。
なのに次週、純平にこれまた瑞希のほうからkissする場面が。
瑞希もなんか、やな感じ。
それにしても千春と純平。
この2人を見てると、もう、じれったくて。
ここは純平が男らしく迫るしかない!
高原になんて負けないで野獣になっちゃって!
さてさて、春子の言葉で千春と純平は何やら決心した様子の次週の予告でしたね。
やっと?かな?
ただ、心配なのは春子。
「手術が必要だと思われます」と医師に告げられていました。
てっきり、樋口(石橋凌)との子を妊娠したと思っていたんですが、これは何やら重い病気かも。
教授がとうとうプロポーズするようですが、春子は一体どうなるんでしょうか?
残すところあと2回。
最終回は12月20日です。
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★第9話・花言葉★
ポインセチア…「あなたの幸せを祈ります」
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